「11ぴきのねこふくろのなか」
何とも不可解なたいとるですね。「ふくろのなか」
おなじみのとらねこたいしょう率いる11ぴきのねこが、
遠足に出かけて、表示してある警告をことごとく無視していったため、
この不可解な袋の中にみんな入ってしまった事で、遠くの山に住んでいる
「うひあは」というかいじゅうにつかまってしまう。そこから、11匹は
知恵を使って逃げ出すという話。
とにかく前半はまあ良いのですが、まさかかいじゅうにさらわれるとは
思いもしなかったので初め読んだ時にはびっくりしました。
そして、この「うひあは」も相当間抜けなかいじゅうで愛嬌があって面白い。
息子に何度か読んで聞かせたもののこういう類いのかいじゅうや人をさらってしまう
等の要素は彼には恐ろしいらしく、いやがるようになった。
まあ、こちらも言う事を聞かないと「うひあは」がくるよ。と言っていたのが行けないのだけど。
- 作者: 馬場のぼる
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 1985/01/01
- メディア: 単行本
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