「かいじゅうたちのいるところ」
いたずらっ子のマックスが、お母さんにしかられて
かいじゅうたちのいる所で、かいじゅうたちの王様になるおはなし。
とっても有名な絵本ですね。
どちらかというと個人的にこの絵本を持っていたくて「息子のため」という
理由をつけて購入した1冊です。
マックスの暴れぶりもよいのですが、部屋に閉じ込められたはずなのに、
にょきにょき部屋に木が生えて、いつの間にか森の中になってしまう所や
船に乗って航海する所がとても好きです。
1しゅうかん すぎ、2しゅうかん すぎ、
ひとつき ふたつき ひが たって、
1ねんと 1にち こうかいすると、
かいじゅうたちのいるところ。
この部分をゆっくりと時間が経過しているかの様に読むのが面白い。
また、かいじゅうの王様となったマックスがかいじゅうたちと遊ぶ
言葉のない3ページもアドリブで適当にコメントを入れて読んでいます。
とは言うものの、かいじゅうと別れるシーンでかいじゅうたちが「たべてやるからいかないで」
という台詞のお陰で、長男はちょっとこのかいじゅうたちが恐いようで、
あまり進んで読ませてくれません。
お母さんに怒られて寝室に閉じ込められるあたりもちょっと嫌なのかもしれません。
最近はよくしかられてばかりなので。
なんにせよ、何だかあったかい気持ちになる良い絵本です。
長く愛されている理由が良くわかりますね。
- 作者: モーリス・センダック,じんぐうてるお,Maurice Sendak
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1975/12/05
- メディア: ハードカバー
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