たくましい生き方

今日ふと、生ゴミをくるんだ新聞紙(2008年12月28日の日経朝刊)に、
アメリカでは今「倹約がかっこいい」という記事があった。

ネット上の記事は読んでみれば大した事なくて、こちらからすると大して倹約でもない。
というか常識の範囲だが、新聞記事では(もうゴミ箱の中)更にこの続きがあった。

なんとニューヨークで「トラッシュツアー」をしている人たちがいるのだとか、
これはようは「ゴミあさり」。
ニューヨーク市の高級食材店などからは通常5−10ドルで売られている高級サンドイッチや
箱詰めの野菜などが出てくるのだそうだ。
賞味期限切れのものも多いというが、いくら深夜に行うとは言えそこまでするのかアメリカン。

僕らも高校時代、今は亡きダンキンドーナツの廃棄ドーナツを拾ってきた友人がいたけれど、
それはあくまで「悪ふざけ」の範疇であったかと思う。

しかし、「賞味期限切れ」の食材が同じく数多く捨てられているこの国もやっぱりもう少し
考えなきゃならんよなと思うのでありました。

胸を張って「トラッシュツアー」を行うアメリカ人てどういう神経してんだろと思う反面、
なんだか不況だ何だ言っても結構前向きで笑える行動がとれる所にたくましさを感じました。