ブータン日記 前夜(成田ーバンコク)

まさか自分が海外出張に行くことがあるとは考えもしなかった。
しかも、ブータンだなんて。。。
最初、話が来た時はちょっと躊躇したけど、途中からは「ラッキー」だと思うことにした。

ブータンについて色々書くのは正直面倒だし、仕事のことを書きたくもないので、
出張中に書いた雑感に近いものをアップして行こうと思います。

■2012/8/17

結局、大した準備をすることもなく出張前日になった。何が必要で何が必要でないのかがイマイチ把握できないままパッキング。ブータンは雨期で雨ばっかりだ。と言われていたため荷物のほとんどが衣類。今回の仕事は主に視察メインなので、取り立てて必要な書類もなし。大きめのスーツケースとバックパック、ウエストバックというにもつとなった。翌朝は6時半のリムジンバス、就寝は2時前。

■2012/8/18

朝は5時に起きて、そろそろと着替え準備。外は快晴。6時過ぎに家を出て、最寄りの駅前から成田行きのリムジンバスへ。発車して車が高速へ乗って暫くしてからあっさりと寝入る。
成田空港は結婚式をハワイでやった時に来て以来。その時は妻の後ろをついて行くというまあ、情けない形だったのでどこに何があったか等ほとんど記憶なし。取りあえずブータン入国に必要な20ドルだけを両替し、チェックインカウンターで荷物を預け(タイ航空)出発カウンターへ向かった。
11時に出発予定の飛行機だったが、入ったのは9時過ぎ。いくら何でも早すぎた。手持ち無沙汰のまま時間を待っていると、今回同行する上司が到着。普段は業務分担が違うのだが(彼は国際事業部長、私は国内事業担当)少しホッとした。

機内へ入り一路バンコクへ。
ブータンへは直行便がないため、インド経由かタイ経由となる。インド経由の方が本数が多いらしいが、タイ経由の方が距離が短いのでいつもタイ経由だということ。これだとちなみにタイで1泊し、翌朝の便でブータン入りとなる。ちなみに成田ーバンコク間は眠れないかと思いきや日頃の寝不足がたたってか暴睡であった。
バンコクの空港でとりあえず円をバーツに替えタクシー(ハイヤー?)でバンコク市内のホテルへ。
「タイへいったら取りあえずマッサージ」と聞いていたので、1時間ほどフットマッサージを受ける。正直からだなんて疲れてないと思っていたら、想像以上に気持ちのよいものであった。ミントの匂いがスースーした。

夕飯は、ホテル近くのレストランでタイ料理をいただき、その後、ファミリーマートでタイらしいお菓子等を少し物色し、後はバンコクのファッションビル(?)をふらついた。そうそう、初めてのアジアは、ブータンではなく、タイであった。


ショッピングセンターは日本特集なのか、内装に「原宿」とか書いてあった。原宿ならまだ納得はできたが、「巣鴨」とかも書いてあって、ちょっと面白かった。ぶらぶらしたものの、結局そんなビルにいたら東京にいるのと大きな違いがないことを感じてホテルへ戻る。
なぜか仕立て屋が沢山あった。しかも結構遅い時間でも開店していてどういう需要があるのかが不思議だった。

翌日は、3時頃起きて、早朝のフライトでブータンへ。ホテルのテレビ、NHKがうつったと思ったらブータンについての放送だった。若い人たちが伝統より、西洋文化へ傾きつつあるという話。興味深かった。
翌日からは首都ティンプーへ行く。果たして「幸せの国」といわれている国はどんなんなんだろう。若い人がどんなことに関心があるのか、少しでも垣間みれればとおもった。