しょうもないことが好きだ。

ふと、久しぶりにあるマンガを読んで思いました。

ホントにしょうもない、人間のしみったれた所を描いたマンガです。
それは、弁当の食べ方だったり、皆で鍋をつつく時の心情だったり、
排泄を我慢する時のことだったり…。

いつの間にか、生活のこととか家族のこととか、自分のビジョンとか
人生のプランとか、企画書とか環境への想いとか、環境教育とか、
ソーシャルビジネスとか、ESDとか言ってるうちに、「しょうもないこと」
とか「くだらないこと」を切り捨ててしまっていたように思いました。

自分の生い立ちを考えるとほとんどがこの「しょうもない」「くだらない」ことで
構築されていることをどこかで忘れてしまっていたのかもしれません。
自分の価値観の一部に間違いなくあるこの「しょうもなさ」「くらだらなさ」を
愛おしいと思う気持ちを、もう一度再確認しておきたいと思いました。

かっこいいスキヤキ (扶桑社文庫)

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