まどからおくりもの

五味太郎さんのしかけ絵本

ヘリコプターに乗ってやってきた「たぶんサンタクロース」が、
色々家の窓からのぞいて、そこに住んでいると思われる動物たちにおくりものを
置いて行くのだけど、慌てているのか、落ち着きがないのか、勘違いばかりで、
ちぐはぐなものを贈ってしまうというお話。

五味太郎さんの絵は、柔らかで、色づかいが何だか元気で好きです。

この絵本は、ホントにとんちんかんなサンタっぽい人(ヘリコプターでやってきていました)
が間違えまくるという絵本なんですけど、かなり無理のある間違え方をしてくれます。
最後なんて子どもが二人と思って2つの贈り物をするんですが、一つは風船だったというオチ。

風船と人間間違えるってどんだけ目悪いんだよ。と思ってしまいます。

そんなとんでもない強引な所も含めて、面白く読むのが良いのでしょう。
子どもたちからしたら、窓から見たのとホントに部屋のなかにいる住人のギャップが
面白さなのだと思います。

クリスマスが近くなってくる頃に読むと喜びます。

まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3))

まどから おくりもの (五味太郎・しかけ絵本(3))