「ぶーぶーじどうしゃ」

ぷーぷーじどうしゃ。
のってくださーい。

というかんじで、兎に角子どもの好きなじどうしゃを紹介する本です。
普通の乗用車から、郵便車、宅配便、救急車、パトカー、ゴミ収集車、バス、など。

キャラクターとしては、あんまりかわいくない幼児とクロネコが登場。

正直初めて読んだ時は面白くなかった。
それなのに、子どもはエラい反応が良かった。

単純に車が好きなのだと思うのだけど。

この絵本の好きな所は、この魅力的な車を精緻な描写でしっかりと書いている所。
作者の山本忠敬先生(あえて先生と我が家では読んでいます)は、
自動車や飛行機などの機会の絵を得意としている作家さんのようで、
それ系の作品を数多く発表している方です。

1998年発行の本ですが、ゴミ収集車が電気自動車になっていたり、バスがディーゼルハイブリッドになっていたり
おそらく増刷りの際に変更されたエコな視点がちょっといい感じなのと、車のチョイスが結構クラシックな雰囲気
菜ところが良いですね。

この本は、0歳児向けなので、読むというよりは、絵を見せて楽しませるという方が強くなります。
それでも、読む時は楽しくテンポに変化をつけて読むと、自分も楽しく読めます。

我が家の兄弟二人に公表の作品で、今下の子に対しては「がたんごとん」と同じく
気をそらすように使える一冊となっています。

山本先生の作品はいくつかあるのでまたご紹介しようと思います。

ぶーぶー じどうしゃ (0.1.2.えほん)

ぶーぶー じどうしゃ (0.1.2.えほん)