95対4対34

週末は、多摩の実家へ。
土曜日は、町田の祖父の家へ久しぶりに行ってきた。
今年で95になる祖父と90の祖母は、今も元気。

僕らが行くと判ったら、天丼を注文。
久しぶりに会えた事が嬉しかったのか、祖父は僕にビールを
勧めてくれた。

祖父の自慢(?)は、僕のオムツを替えた事。
祖父は、自分の子どもも9人いる孫も含めた中で唯一僕のオムツだけ
替えた事があるというのを、妻に話していた。
ぼくはこの祖父が大好きで、一緒に多摩川に釣りに行ったり
ディズニーランドに連れて行ってもらったりした事を良く覚えている。

そんな祖父がビールを勧めてくれて、一緒に飲んでいるのは
何だか非常に感慨深い。

さて、食事が終わって、長男が遊ぶ事がなくてイライラしてきた所で
トランプを見つけたので、神経衰弱を祖父と長男と僕の三人でやった。

年齢差91。4歳となった長男は、脳みそフル回転でカードを記憶。
4連続で正解し、皆から賞賛されて、得意満面。
祖父は、まぐれまぐれといいながら僕と変わらぬ枚数のカードを取り
結局、全体の半分のカードを長男が取るという大差で勝利した。

11名の曾孫中、2番目に産まれた長男は、名前だけは祖父に記憶されていたが
この活躍で、おそらく祖父の記憶にしっかりと刻み込まれたであろう。
祖父もあまりに驚いたのか、嬉しかったのか、息子にお駄賃をくれた。

息子には初めての現金収入であった。

帰りの車では、長男もさることながらこの95歳の祖父に
母と妻が感心していた。
まだまだ長生きして頂きたいものだ。

追記:現金収入をえた長男は、カーズ2の玩具やバスボール、ペッツなどを購入し満足げでありました。