ブッポウソウ

先日の名古屋旅行の際。
久しぶりにテレビを見ました。
といっても実家帰った時も見ますが。

なんだかんだやはりテレビというものは、
見てしまうとだらだらと付け放してしまうもので
相変わらず恐いもんだと思いましたが、
それによってすごいものを見る事もできました。

夜1時過ぎ、そろそろ寝ようと思っている頃、
みんなのうた」が始まりました。
NHKのこの番組は、友達の作品が流れている事もあり、
見れたら見るようにしているのですが、今回は違う作品。

タイトルは
鳳来寺山(ほうらいじさん)のブッポウソウ
作詞・作曲はシンセの巨匠富田勲氏。
興味津々で見てみると、それは童謡でありました。
ブッポウソウ〜 かえってこ〜い」という子どもの声で歌われる歌は
どうやら、消えてしまったブッポウソウ(コノハズク)に
帰っておいでと行っているうたでした。

もちろんうたは子どもの声でありますが、伴奏はシンセサイザー
人工的な音であります。そこへさらに流れているアニメーションも、
グロい。動きが堅い。子どもの後ろ姿がどうしてもロボットにしか見えない。
始まったと思ったら、いきなり異世界へ連れてこられてしまったような感覚に
陥りました。

そろそろ寝ようかと思っていた矢先のこの攻撃に、私は完全にやられてしまい
目が冴えてしまいました。しかも「ブッポウソウ〜 帰ってこ〜い」のフレーズが
童謡特有の覚えやすいものであるため、頭をぐるぐると回るのでありました。

隣では妻がもう寝息を立てているため、テレビを付けているのもはばかるので
とりあえず寝ようと試みましたが、なかなか寝付けず、いろいろ考え事をしていてたら
さらに目が冴えてしまい、眠れたのは結局3時ころになってしまいました。

恐るべし、ブッポウソウ。でもこれ、すごいです。
テレビがあれば見てみてください。

みんなのうた
http://www.nhk.or.jp/minna/new_song/new_song.html

ちなみに前述していた友人のアニメーションの作品が「のびろのびろだいすきな木」
です。こちらもぜひどうぞ。みんなのうたは面白いですよ。