読書

フィクションが好きだ。
だから、普段読むのはもっぱら小説なのだけど、ここ最近読んだ本は
「こども地球白書」
「病気にならない生き方」
「子ぎつねヘレンが残したもの」
となんだか自分らしくない本ばかり。
そのストレスのためか、先日実家に帰った時に
古本屋で「ミスター・ヴァーティゴ」を購入。
ポール・オースターのファンタジー(?)長篇だ。
そして、そのページをめくる間もなく、その後
中目黒に行って、COWBOOKSに行ってみたら
ポール・セロー著村上春樹訳「世界の果て」を発見。
なんか20歳くらいの時に読んだ気もするけど
記憶にないから購入。

久々に浸るフィクションの世界はとても心地よい。
個人的に翻訳モノが好きなので読むのはもっぱら外国文学。
その世界に浸って、登場人物を主観や客観やさまざまな視点から見て
感じて、生きる。苦しみ、喜び、悲しむ。
その時間は、自分にとって必要不可欠な時間だと
今、小説を読みながらつくづく感じる。

小説を読むのは時に現実逃避なのかもしれないけれど
自分にとっては、人間性を確認する時間とも言えるかもしれない。