故郷

昨日は久しぶりに愛知出張。
いつもは、地下鉄とリニモを使って行くのだけれど
今回は、「エキスポシャトル」というのを使う。

名古屋駅からJRで高蔵寺そこから環状線万博八草

実は、僕は幼稚園から小学校3年までこの高蔵寺という所に住んでいた。
池に入ったり、クワガタとったり、春は夜桜を見に行ったり、近所の造成中の
空き地に山椒魚の幼生を見に行ったり、水晶を拾ったり、近所のお兄ちゃんとかと
ケイドロしたり…。ほぼ僕の幼少期の遊びの体験はこの高蔵寺で行われていた。

かれこれ15,6年ぶりに高蔵寺の駅前を通った。
ずっと忘れていたけど、あまり変わらない風景を観て、鳥肌が立った。
電車で周りの風景を見ればしだいに増えてくる田んぼ。高蔵寺の駅の付近は山と言うか
森が緑が残っていた。
「僕が育ったのは、こんなに田舎だったのか。」と改めて実感した。
幼少期のランニングで走り回っていた頃を思うと、やはりそこですごした
3.4年という短いけれど一年が異状に長いと感じていたあの頃からすると
僕の人格形成に多大な影響を与えたのは間違いないなと思った。

僕は、東京で生まれ今の28年間の大部分を東京ですごしたけれど
やはりこの高蔵寺と言う場所は僕にとっての故郷なのだと思った。