陰謀

今日は、明日からビックサイトで行われる「エコプロダクツ2004」で
僕のいる会社(正確には団体)がブース出店するのでその準備に行った。
展示には、僕の制作した大きなはり紙(ポスター?)やチラシや冊子が目白押し。
こうやって見ると、スキルどうこうではなく、自分が結構仕事してんだなと自画自賛してしまう。
まあ、クオリティに関しては…。「すばらしいぃ!!」というものではないけど。
ただ、まがりなりにも貢献しているということが自分の目で確認できるというのは嬉しいものです。

ところで、会場について、自分達のブースにつくと目の前の団体がなんとグで始まってスで終わるいろんな意味で有名な環境保護団体。明日になってどんな人々だか確かめてみないとなんとも言えないけど、何だか陰謀みたいなものを感じた。だって僕らは思いっきり「企業とのコラボレーション」を謳っているし、それこそ彼らが批判している企業なんかとも色々なことしているし。
まあ、彼らのやり方が正しいかどうかは別として、言っていることは正統性のあるものだとも思うところもあるので、この機会によく観察しようと思う。

それから準備が終わって会場をふらふらと見て廻ると企業ブースは各企業のブースでお姉さんがリハをやってる。電気がピカピカ、すごい手の込んだブースが立ち並ぶ。
何だか何処が環境なんだかと軽く思ってしまうくらいだ。つくづく自分のやっていることとか企業の環境への取り組みが、個人レベルでなく、会社レベルで考えると偽善なんだなと思ってしまう。
もちろん、ちゃんとした環境担当の人とか僕ら自身は「いいこと」をやっているつもりではあるけど、端から見たらやっぱり偽善と取られてもしょうがないことだと思った。
「環境への取り組み」とか「企業の社会的責任(CSR)」は現代の免罪符的な役割が大きいんだなと。
そう、そんな企業の陰謀が隠されていると思ったのです。

それから今日はもう一つほのぼのとした陰謀。
家に帰って夕飯。今日はミートソーススパゲティ。僕は先日も書いたけど食べ過ぎに注意していたので
「何グラム茹でる?」という母の質問に「150」と答えた。(今までは200〜250グラム茹でていました)兄が先に食べていて、「少ないな、足りるのか?」という問に「苦しくなるまで食べる必要ないからねえ」と答えていた。
しかし、茹で上がったスパゲティは兄の食べていた量(180グラム)と変わらないか、むしろ多いくらい。母が「あれ、おかしいわねえ間違えたかしら」とか言っている。
じつは今朝方母と「ちょっと食べ過ぎてるから量を減らそうと思って」というようなことを言っていたのに、僕が最近太ったのを見て「おじさんみたい。父さんはあなたの歳の時はもうちょっと痩せていたわよ。」というようなことを言っていたのに。間違えて随分たくさんのスパゲティーを茹でてくれた。

「食べ物を残すこと」に関しては僕は耐えられない性格(というか躾)なので、もちろん全部食べた。
苦しいくらい。美味しいんだけど。
だから父と「これは母さんが僕を痩せさせまいとする陰謀だね」と話す。
まあ、別に大したことではないんだけど。ほのぼのとした陰謀が我が家でも繰り広げられていた。

で、TVを見たらNHKの「その時歴史は動いた」で大化の改新をやってて、蘇我入鹿暗殺の陰謀説についてやっていた。それを見てその頃から中央集権が始まり、今の社会の根本になったのだと思い、そんな頃から今まで「中央集権制」の陰謀が続いていたんだなあと思った。

という訳で、無理矢理「陰謀」というキーワードで一日をつづってみました。
今日ははやく寝よう。たまには