自分時間

昨日は、一昨日仕事ほっぽりだしたので、その埋め合わせで出社。
一応、できる限りのことはやって、少しスッキリ。これで来週までにはなんとかなりそう。
で、帰りに一人で映画を見る。「隠し剣、鬼の爪」。
面白かったよ。それなりにね。時代劇特有のストーリー展開とか、細々とちりばめられる
ユーモアとか。でも、深い感動はなかった。それよりも、安心感かな。
「こういう風に終わって欲しい」のままに終わるうれしさ。「よかったね〜。」っていえること。
こういう映画には、大切な要素だなと改めて思った。
「いい映画でした。」ただ僕は、「たそがれ清兵衛」を観ていないので。
それを観たい!と強く思ったのでした。

今日は、午前中部屋のあまりの汚さにうんざりして、とりあえず洋服だけ整理。
部屋の半分が綺麗になる。その後、大学の同期の芝居を見る。お久しぶり〜。
という人々に会い、近況を確かめあう。

それから、下北沢で一人でコーヒーを飲む。
久しぶりに、自分自身とゆっくり話をしたら、なんだかちょっと参ってしまった。
で、帰ろうとした。電車に乗ろうとした瞬間。ケイタロウから電話。
知り合いのジュエリーデザインしている女の子の展示会に行くことになる。
ヘ〜とかふ〜んとかいいながら、その人達と話して、ケイタロウとふたりで飯食べて帰る。

最近は、年末に聞きに行く第九に合わせて会社の同僚に借りたCDをずっと聞く。
駅につくとビッタリ曲が終わって、イヤホンを耳から外して音を聞きながら歩く。
そういえばもう虫の声もしなくなっていて、冬なんだなと、思った。
寒くなって、空気が澄んでくると靴音がいつも以上に響く。
公園で座って5分くらい目をつぶって、音を聞く。
聞こえるのは、車の音、バイクの音、足音、枯れ葉の音、そしてずっとキーンという音が
耳に響いている。
目を開くと、何だかちょっと元気が出た。