すばらしい接客

今日は、休日出勤して、大体今週の仕事のメドがつけられるくらいまで作業を進めた。
一人で仕事するのは、結構良い。集中できるし自分のペースでできる。
音楽も流せるし。

そんなこんなで16時くらいまで仕事して、それからよく行く服屋さんへ行き。ジーンズの修理(もう穴だらけでボロボロ)とお取り置きしておいたパンツを購入。金ないけど。

その後、ケイタロウと友達2人と会う約束があったので幡ヶ谷へ。
みんなで、何となく集まって「何しようか?」みたいなノリでいて、
「とりあえず腹減ったから飯喰いに行こう」ということになった。
最初はラーメンという話だったので高田馬場へ向かったものの、途中でとんかつがイイという話になり、恵比寿にある「きむかつ」に行こうとしたものの、電話すると並んでいる人達でオーダーストップ
と言われ、じゃあどうしようと言うことになりケイタロウお勧めの目黒にある「とんかつ とんき」にしようと言うことになった。
お店にはいると、厨房が見渡せカウンターは白木でとても綺麗に手入れされていた。結構な人数が並んでいたが、そこでゆっくり話して思ったより待たないで席についた。

席に座ると“サッ”とおしぼりが出た。
そこで、接客業(食べ物屋)の経験がある僕としては、「お、やるな。」と思った。
とんかつがいよいよ出てきた。衣の感じが独特であのバン粉のイガイガした感じが少なく、さっくり。
しかも肉の味がしっかりしていて柔らかい。

食べすすんでいくうち、隣のケイタロウのキャベツが減っているとサッとお兄さんがキャベツを盛ってくれる。お茶が少なくなってくるとこちらが何か言う前にお茶を汲んでくれる。
御飯がなくなるといつの間にか僕の前にいてお茶碗を受けとろうとしている。
しかも、終止にこやかで、感じが良い。
「凄い接客だ」そう思った。
ここまで、しっかり客の食の進み具合をみているとは。しかも厨房全体も見えているので、働いている人の動きに無駄がない。
そして、とても美味しいとんかつ。僕は、御飯を2杯半食べてしまった。
そう、しかも感動したのが、おかわりした御飯の茶わんを片手ではなく両手でこちらに持ってきてくれた。大した事じゃないと思うひともいるかもしれないけど、そういう細かい所の気遣いがしっかりしている所って今ほとんどないと思う(超高級店は別だと思うけど)
来てくれている、お客さんに対して料理プラス礼儀正しい接客。これがこんなにキモチイものだとは思わなかったので、衝撃的だった。

最期に、食事が終わってから挨拶まで、マニュアルにそった強制的なものでなく、きちんと心のこもった挨拶をされ。もう大満足。
ロースカツ定食1650円と僕には結構良い値段はするけど、その額の金を払った事に対するモノを提供してもらえた。

また今度喰いに行こう。