観劇

今日は、横浜に遊園地再生事業団の「トーキョー/不在/ハムレット」とい芝居を観劇。
自分の身内じゃないところの芝居を見るのは久しぶり。しかも遊園地〜は名前も知っていたのでなお楽しみだった。
どうやら来年の五月に世田谷のシアタートラムでやるらしい本公演のためのプレビュー公演のよう。

話は、ハムレットを下敷きにしたちょっとだけサスペンス調の内容。(詳しく説明できない)
すごく面白い仕掛けが、スクリーン役者がスクリーンの向こうの白い幕の向こうにいてそこで演技をする。それをその幕の向こう側にあるカメラで撮影し、スクリーンで投影。
ライブ映像なんだけど声はホントに生。おそらく迂闊にやると、芝居の芝居である理由をぶちこわしてしまうと思うのだけど、ギリギリのラインで成立している。
仕掛けはすごく面白かった。観た事ある人は知っている事かもしれないけど。
それから、内容に関してはスゴクおそらく計算されていたし、長かったけど比較的集中できたから良かったと思う。セリフもすごく綺麗だったし。ただ、僕がこの内容が好きかと言われると。「まあまあかな。」これは完全に趣味の問題なので、別にいいんだけど。
僕が、自分で芝居やってた頃はこれを観たら「飛び道具だ!」って言って嫌ったかもしれない。
基本的に真直ぐなものが好きだったので。でも、演劇と言う表現を考えて、これを思い付きさらにきちんと見せられるそして、きちんと客の付きそうなものをやれるのは本当にすごいなあと思う。