子どもたちの成長ぶりについて

最近仕事中に自宅から電話がかかってくる。だいたい19時過ぎくらい。
「もしもし」とでてみると子どもの声で「もちもち」と言ってくる。
長男がお父さんが遅いからかけてくるのだ。

大体が自分の話
「あのねえ、よういちねえ、いまねえ、きょうりゅうごっこしてんの」
「きょうのごはんはねぇ、しゃけ」
など、甲高い声で話している。
「今日は保育園でなにしてたの?」と聞けば
「今日はねえ、やまちゃんとしゅうちゃんといっしょにうるとらまんごっこ、それでね、
 かえりにね、やまちゃんがころんでないたの」
と返事が返ってくる。
「そうか、よういちはそのときどうしたの」

普段はほとんどその姿を見ながら会話しているので、その声や話し方にはそこまで
注意を払わないのだが、こうして電話ではなしていると、随分と会話が成立するように
なったなあとつくづく思う。

声は甲高くてキンキンしているのに、言っていることは結構いっちょまえな所が、おもしろい。

ちょっと前まで、会話というよりもこちらが一方的に話しているか、
相手が話していることをこちらがうなずいているかだったのだが、
いつの間にか会話が成立している。こちらが話していることを理解し、
自分なりに返答している。
これが何だかとても面白い。

また、次男は次男でまだ話すことはできないけれど意思疎通がはっきりしてきて、こちらの
話していることへの理解が非常に高くなってきた。

例えば、そろそろオムツを替えようかなとおもって
「かいちゃん、オムツ持ってきて」といえば
すたすたとオムツが入っているかごまで言ってオムツを持ってくる。
他にも散らかったオモチャを一緒に片付けようと誘えば、一緒に片付け始めるのだ。
長男の時よりも成長が早い気がする。

二人の男の子が起きてる間中ずっと遊んでオモチャを散らかし、だだをこね、泣き叫び
暴れ回るのは非常にくたびれるし、妻もグッタリしていることが多いけど、
確かな成長ぶりを目の当りにすることは自分自身にとってもすごい喜びがあるなあと感じている。

子どもへのまなざし (福音館の単行本)

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