鳩尾あたりがぎゅっとする感覚

久しぶりに自分が見たい映画のDVDを借りてみました。
ガス・ヴァン・サント監督。ショーン・ペン主演のMILK。

ゲイの公民権運動の活動をしたハーヴェイ・ミルクの話ですが、
こういう運動が実際に起こったことであるということが、アメリカという国を
作ってきているのだなあと感じました。

心が熱くなりました。
鳩尾あたりがギュッとするような感覚を
久しぶりに感じることができました。

「感動する」ということが生活の中でどの位あるか。
今の自分の生活で感動があるのはもっぱら子どもの成長です。
これはホントに感動でついでに幸福感も与えてくれます。

けれど映画や小説などが与えてくれる「感動」はこれとはまた別の
感覚です。生活の中で沢山心が動いていれば必要ないかもしれませんが、
少なくとも自分自身にはこの心が動くことが非常に重要だと感じました。

いわゆる「カタルシス」です。「浄化」であり「ストレス発散」です。

こう書いてみると「あ、俺疲れてるんだな」ということがわかりました。

自分の生活になくてはならないと思っていたものが、いつの間にか
なくても平気になっていた。と思ったら、なくても平気なフリをしていた
だけだったということです。

無意識の無理が一番厄介ですね。
気をつけないと。

ミルク [DVD]

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