自分の目を拓く

鈴木進也というアーティストがいます。

二十歳前から本格的に絵画制作に取り組みはじめ、試行錯誤しながら、
自分の想いと自分の表現を妥協する事なく追い求め、独自の技法と表現で、
見るものを圧倒するエネルギーを発する作品を生み出しています。

その作品は、一見グロテスクな印象もありながら、激情と静謐が同居した
神々しさを持っています。

また、絵画以外にも音楽制作をおこなったり、
時にふらりと旅に出て、自転車でお遍路したり、北海道でシカに囲まれたり、
ドラムを乗せて原付で日本1周したり、ドイツーポーランドを絵とタンバリンを持って旅をして、
何故かたくさんの友達を作って帰ってきたり…。

人間としての魅力も多分に持ち合わせている人物です。

その彼が、この冬、4年ぶり、4回目となる個展を渋谷で行ないます。
今日、久しぶりに彼とあって話をしましたが、これまでの個展との違いは、
この個展が彼一人のプロジェクトではなく、彼と彼を取り巻く人々とのプロジェクトである。
と言う事です。その人々は、彼の作品だけでなく、表現者としての彼の姿勢に共感する『仲間』です。

表現者であること、表現者になれるという事、どのように感じるかは自由であること。
私たち一人一人がもっと「自分の目」を育てて、信じる事ができれば、
世の中はもっと変わっていくんじゃないか。
くだらない笑い話を8割程交えながら、そんな話をしました。

私も会期中できる限り足を運ぼうと考えています。
ご一緒される方はぜひご一報下さい。

進也展ー理念ー
2012年12月7日(金)〜16日(日)@SOCIAL TOKYO
http://www.shinya.cc/
展示作品は、これまで制作してきた油彩のほか、ドローイングなど20点ほどを
予定しているようです。

フライヤー欲しい方は、
渋谷/青山の美容院acsch(あくしゅ)にあります。
https://www.facebook.com/acsch.01tv